不倫相手の現状を探る日々、葛藤と決断。
不倫されたことがわかってから約1週間。
夫の不倫相手の調査をしながら、夫との生活に葛藤を抱えている。
夫は普通に接してくるけれど、私は心の奥底では許せないでいる。
なぜそんな人のために私と交わる体を許したのか。
今でも正直気色悪くてそういった行為まで至らない。
夫は私の体よりももっと魅力的な不倫相手の体の方が良かったのではないかとか、いろいろ考えた。
辛くても涙が出なかったが、いよいよ決断を迫られる時が来た。
DAY.3 不倫相手への制裁
冷静に考えて、結婚してからの不貞行為は犯罪だ。
冷静に考えても、それだけはしてはいけないことがわかるはず。
そもそも相手の人生を潰すようなことはしてはいけないし、しても良い権利など誰も併せ持っていない。
だから、私たちの家庭を潰したがった不倫相手には憎悪しか湧かなかった。
しかし、泣き寝入りをするつもりは全くないので、早速法的措置へ動いた。
まずは、会社のことでもお世話になっている弁護士への相談予約。
いかに自分が不利にならないようにできるかを探りながら法的措置を進めた。
次に司法書士。
まずは不倫の事実については認めているので、制裁を与える下準備が必要だ。
【内容証明】を司法書士に作成してもらい、相手の自宅へと送りつける。
しかし、ここからが問題だ。
不倫相手の女には、複数の男性との交際があること
羨ましいことに、この不倫相手の女には、他にも男の存在がある。
- 本命の彼氏
- 旦那
- 遊びに使う男
- 私の主人
ウチの主人については、もう連絡先を全消去とブロックをさせているが、正常な判断ができない人なので、ほとぼりが冷めた頃また連絡してくることも考え、私が監視することとした。
しかし、この不倫女は自分の旦那と建てた家には帰ろうとしない。
実際に拠点として住んでいる場所へ内容証明を送らなければ全く意味がないため、居場所を探ることとした。
夫にどこに住んでいるか、不倫相手の自宅にも行ったことがあるというので、実際にその場所へ行き、ゼンリンの地図で場所を特定。
番地まで特定することができた。
この時点で、まさか、私探偵業できるんじゃないかと思ったのは内緒である。
不倫相手との交際頻度について
不倫している人は特に気をつけてほしい。
問題になってくるのは、慰謝料の算定額。
私と主人は結婚してから4ヶ月ほどしか経っていないが、この期間中にあっていたため、不貞行為は免れない。
次の争点は、
どのくらいの頻度で会い、どの程度連絡のやり取りをしていたかということ。
この点については、不倫女の居場所を特定して自宅に帰るときに聞いたのだが、
夫は、
「週に2日以上は…」と答えた。
最初はふーん、そんなに会ってたの?と冷静に聞いていたが、そこで私がおかしくなり始めた。
私のライフスタイルは過酷。その中で愛を確かめ合っていた。
私は会社を経営しつつも、他でも働きに出ているので、ほぼうちにいない。
その状態を前夫と離婚してからも続けてきた。
子供達には寂しい思いばかりさせてしまっているけれど、不自由のない生活を保つべく、仕事だけはどんなに具合悪くても休むことはしなかった。
主人は、私の住むマンションから遠い場所で働いているため、通うには主人の両親が住む自宅から通う方がメリットが大きいと考え、別居婚を受け入れた。
結婚しても一緒にいられないストレスと、主人の体が健常者とは全く違うので、どこかに出かけても早く帰らせなければという頭でいっぱいで、この先ほんと一緒にいられることはあるんだろうか?と悩むほどだった。
主人は自分の休みの日も自分の実家にいて好き勝手やっていたし、正直この状況は解除されないのなら、私は母子手当もないからもっと働かなければならないと不安になった時もある。
しかし、仕事はまってくれないため、仕事には必死で通った。
朝から晩まで働いていた。夫に会いたい気持ちを抑えて。
頻回な不倫女からの連絡
夫にいろいろ事情聴取して行った中でわかったのは、一方的に相手の女から連絡が来ていたこと。
夫からという内容だったが、うちの主人から連絡したという証拠をもらえなかった。
いずれにしても夫にも不倫女にも信用がないのでどちらも信じていないが、わかったのは一方的に女の方から会いたいというようなニュアンスで内容を送ってきていたこと。
主人と一緒にいるようになってわかるのだが、下手に主人から連絡をするということはあまりない。
どちらかというと友人が少ない方で自分からけしかけることはなかったので、それはないと思った。朝から晩までメッセージや電話が鳴り響いており、病み始めていたのだ。
会えば必ずゆっくりしたいなとホテルへ誘う
主人の言い分では、流れが毎回出来上がっていたという。
私と会うと必ずどこか遠くに出かけたり割とショッピングなどが多いのだが、女は必ず
「ゆっくりしたい」と寝られる場所を探すように仕向ける。
むしろそうしてくれないと帰れないという状態になってしまい、帰るためには性行為をするしかなかったとのこと。
正直どこまで信じていいかわからないが、私も1年以上一緒にいるが、主人から体だけが目的でホテルに行こうというのは今までで2回しかなかった。
それほどに奥手な主人なので、一方的に誘うということはあり得ない。
ほぼ女の組んだプランでホテルに行き、週に2日以上も体の関係を持っていたのだ。
「私じゃダメかもしれないね」と運転しながらなく私
そんな話を聞いている中、私はいよいよ正常心を取り乱した。
そうか、私が夫の体を気遣っていたり、仕事を一生懸命している間、あなたは他の女と繋がっていたのね。
私は月に1回も愛を確かめ合えなかったのに、不倫女とは月8回以上も。
なんなら、毎日のように会いたいと言ったらしい。
離婚は絶対に世間体的にも今はバレたらまずいことが多いということで、別れることなく一緒にいることを約束したが、そこで決意が崩れた。
「ごめんね、私じゃあなたを幸せにはできないのかもしれない。
私じゃダメなんだよ。きっと。」
セックスレスから落ち込んでいたこともあり、自分から別れた方がいいかもしれないと思考が働いた。
夫はその言葉にひどく動揺した。
「え?!なんで!!俺が愛しているのは君だけだよ!!」
「お願い、そばにいて…別れないで…」
「ごめん、もう二度とないから!!一緒にいて…」
私を抱き寄せてはそう繰り返したが、私には自信の一つもなかった。
私の顔も体も醜く、まして子供もいる。
これ以上迷惑かけたくないという意識に変わった。
いよいよ出てきた体の不調
私は夜眠ることもできず、食欲もなかったため、仕事と思い耽ることの繰り返しな日々を過ごしていた。
そのため、だんだん内臓に痛みを感じ始めた。
これはまずいと思い、病院へ駆け込んだ。
下痢がひどくなってきたからだ。
診察した医師は、
やはり心の疲弊は自分だけではどうにもならなかった。
病院から薬をもらい、うちで休むことも言われたが、主人の収入はかなり少ないため、私の収入が資本となる。
休むわけにいかず、仕事には行くこととした。
診断書をもらい、病院の薬を飲んで、司法書士との面談の日を待つことにした。