乱れる思考。不倫相手の【言い分】
不倫と闘い出してから、もう数日経つ。
だけど、心の中ではずっと生き続ける憎悪。
これを抑えるにはどうしたらいいか、未だに正解はない。
Day.2 運命の相手
不倫相手から送られて来たメッセージで気になったのがこのことば。
ようは、不倫相手には、
- 成婚している夫という人
- 不倫している彼氏
- 私の夫
の3人の男性以外にまだ男がいるらしい。
正直世も末かよと思った。
彼女は、運命の相手を探していた。
そのうちの1人にうちの夫がいて、夫はそんなことを思って近づいてくる彼女の気持ちを考えず、身体関係まで持っていた。
彼女は夫を運命の相手かもしれないと肉体関係にも愛を込めていたが、夫からしたらヤリたいだけだろとあしらっていた。
元々うちの夫は性欲がそこまで強くない。
体のリスクから疲れやすいからだ。
だとしても、他の女と身体を重ねた時点で女としては愛情行為に受け取れてしまう。
かなりショックだった。
ケタ違いに傷ついた。
私とは月に1回も性行為がない、キスもなかったから。
重大さに気付かないアダルトチルドレン
私は30代だが、夫と不倫相手はアラフィフだ。
良く考えれば【良い年した大人】だ。
その大人が他人の夫ひっかけて運命の相手かどうか確かめ、キラキラを感じたかったと私にメッセージを送ってきた時点でビックリだった。
たしかにその女と夫の付き合いは私の付き合いに比べたらかなり長い。
だが、結婚したり新しい体験をさせているのは私だ。
何より、結婚して3ヶ月経って、会社の社長である私を妻にした夫が不貞行為なんてとんでもない話であり、責任感のかけてる夫には心底腹が立った。
結局何がしたかったのか
不倫相手が私にそのことを告げてしたかったのは
- 不倫相手に気持ちを表さない夫への腹いせ
- 夫と私を別れさせたい
- 自分の都合の良い時に使える遊び相手に戻したい
誰がどう見ても、こんなことは、許されることじゃない。
私の夫は本当に優しい人だが、思考回路があまり良くないため、面倒な事からは逃げたがる。
良く考えずに人付き合いをして適当にあしらうところがある。
もとより不倫相手自体が、彼氏とも旦那ともうまく行ってないのが原因で、愛されていない事が無意識でもわかっているから、愛して欲しくて仕方がないのだ。
だがしかし、それを人の夫ので満たすのは違う。
夫も私とのことに不安を感じていて、私がいなくなったらこの不倫相手しかいないと想っていたらしく、密かに繋がっていたという。
たしかにセックスレスだったし、私に魅力がないのかと悩み足掻いていたので、冷たくもした。
だが、私は夫を心底愛していたゆえに、裏切られたこたによる心の傷は深かった。
仕返しは倍返しが基本
私のポリシーとして、売られた喧嘩は買うし、どんなことをしても勝つ。
みっともないとかそんなことは関係なく、やられたらやり返すのが基本だ。
一般会社員よりは会社を経営している分、金銭的な余裕もあるから法的措置まで持っていく余力は十分ある。
この不倫に対するメッセージを受け取ってからと言うもの、人間不信になった。
どいつもこいつもお花畑脳内で幸せかよって。
そこですぐに司法書士と弁護士に連絡し、法的措置の準備を始め、慰謝料請求へ動き出した。
不倫は不法行為
今、不倫をしている人に言いたいこと。
今すぐやめた方が良い。
日本には、民法という法律から不貞行為にたいする法律違反が定められている。
これは不貞行為をした相手にたいして求償請求できる法律で、離婚もできるが、両者から慰謝料の請求までできてしまう物だ。
慰謝料の相場は、離婚に至った場合は300万程度、離婚しなくても100万は取れてしまう。
払える経済力があるなら良いが、裁判や朝廷の記録から社会的地位すら危うくなる。
一時の気の迷いだけでは法律違反である以上済まされないのだ。
夫は私を選んだ
結局、不倫をした夫は一体どうしたいのかという事を問いただした。
- 夫は離婚は絶対したくない
- 私と生涯共にしたい
これだけは譲らなかった。
子供は夫の子ではないにしても、養親として縁組もしてあり、学校でも苗字が変わっているし、すぐに離婚なんてそんな恥ずかしい事はない。
私自身も離婚するつもりはなかった。
ただ、信頼も信用も無い。
とにかく私は復讐することに燃えているので、この熱が冷めるまでは夫を心底愛する事は出来ないだろう。
夫との結婚で決めた覚悟
私の夫には身体にリスクがある。
その病気は今薬で抑えているがいつ爆発するかはわからない。
そのことも考えて、会社から近い夫の両親の住む自宅から通う事も容認し、身体をいつも気遣っていた。
しかし、その時間も不倫相手のために注いでいた時点で夫に対しても本当ふざけんなと怒り心頭だった。
私が不倫相手と根本的に違うのは、彼の人生を全て請け負うつもりでいた。
何十年もその病気と闘い、自信のない彼は私のためにたくさんがんばってくれた。
彼がいてくれたから頑張れた。
自信を隣にいてつけさせてあげようと想った。
あの女は時間さえあって1人が辛いからうちの主人を使った。
根本的に違うのは、彼の将来や彼の生活を考えてやっているかいないかということ。
自分だけのために彼を使いたい彼女と一生涯夫を支えたい私との想いは全く違う。
それに気付かなかった夫にも彼女にも腹がたった。